チヨダウーテの環境への取り組み
使用済み廃石膏ボードは管理型処分場でしか廃棄することができないため、このまま廃棄が続くと解体現場から排出される廃石膏ボードにより、将来最終処分場の逼迫を起こしてしまう可能性があります。
そこでチヨダウーテは、グループ会社であるトクヤマ・チヨダジプサム社と共に、世界初の「廃石膏連続結晶大型化技術」により、廃石膏ボードの石膏粉を改質し、これまでは通常の原料に10%程度しか混合することができなかったリサイク石膏紛を、100%せっこうボードの原料に再利用することができるようになりました。
この技術では、廃石膏ボードの二水石膏を連続反応装置で再結晶することで、20μm以上のサイズに大型化した二水石膏を得ることができます。
石膏の結晶を大きくすることで、リサイクル時にリサイクル石膏の混合割合を気にせず、せっこうボード原料として100%利用することができるようになります。
株式会社トクヤマと、チヨダウーテ株式会社の共同で設立した株式会社トクヤマ・チヨダジプサムでは、廃石膏ボードの収集から二水石膏の製造・販売、廃石膏ボードリサイクル事業の運営を行っています。
独自の廃石膏結晶大型化処理技術を用いて、廃石膏ボードのリサイクル事業を行っています。
製造時のCO2排出削減の取り組み
製造時の熱源には、化石燃料から木質バイオマスのボイラーへの転換を進めています。
四日市工場では、2023年4月~ CO2フリー電気「Greenでんき」、
千葉工場では、2023年9月~ 「グリーンエネルギー証書」を導入しています。
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